グループDの戦いを振り返る

グループDの戦いを振り返っていこう。

イングランドとクロアチアの1位、2位を予想し、その通りになったが、このグループも劇的な展開となったグループだった。チェコはクロアチアとを勝点4、得失点も1で並んだが、総得点数で3位に甘んじんた。この3チームがベスト16に進むことになった。


イングランドは、2勝1分だったが、2得点0失点という、何とも効率的な得点でこのグループの首位になった。

守備には安定感があり、攻撃もスピーディーだが、得点力不足は否めない。

3試合全てホームのロンドンで戦えるという点もイギリスには追い風になった。


クロアチアは、初戦でイングランドに敗れて、続くチェコ戦で引き分けと精彩を欠いていたが、最後のスコットランド戦で意地を見せて、何とか2位で終えることができた。

主力のモドリッチは、最初の2試合ではやや後ろのポジションでプレーしていたが、最後のスコットランド戦では積極的に攻撃に絡んで、勝ち越しゴールを決めて、さらにダメおしのゴールを演出した。

モドリッチ頼みのチームであるということが、このグループステージでも改めて明らかになった。


チェコは、やはりEUROには縁があるのだろう。存在感を見せて、クロアチアと最後まで2位の座を争った。

1勝1分1敗、得失点も1でクロアチアと並んだが、総得点が3でクロアチアの4に及ばず、3位となったが、ベスト16へは進むことができた。

ユース時代からエースだったシックが抜群の存在感を見せて、チェコの全てのゴールを生み出した。最後のイングランド戦でもゴールが期待されたが、結果は残せず、途中交代でピッチを後にした。


スコットランドは、イングランドとは引き分けたものの、クロアチアとチェコとの戦いでは敗れて、4位に終わった。

それでも、意地と意地がぶつかりあった、イングランドとの戦いは見応えがあった。

複雑な歴史、関係を抱えた両チームの対戦は、明らかにサッカーの試合というものを超えた何かを、プレーヤーたちは背負って戦っているように見えた。


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