ベスト16:イタリア 2 - 1 オーストリア

ベスト16の戦い。初日のもう一つの試合は、グループA1位のイタリアと、グループC2位のオーストリアの戦い。

イタリアは、グループステージではトルコ、スイスにそれぞれ3-0と快勝、最後のウェールズ戦はメンバーを代えながらそれでも1-0。

攻撃的なプレースタイルが機能していて、危なげない戦い方。

しかし、これまでの3試合は全てホームのローマで行われた。この試合はイタリアにとっては初めてのローマ以外での試合。ロンドンでもこれまで通りの戦いができるのか。

一方のオーストリアは、初戦の北マケドニアに3-1で勝ったが、続くオランダ戦には0-2と完敗。最後のウクライナ戦で1-0と競り勝って、ベスト16に勝ち進んだ。

そのウクライナ戦では、様子見のウクライナに対して積極的に攻撃して先制し、残りの時間を守り切った戦術の巧みさが印象的だった。

イタリアはFIFAランキングで7位、オーストリアは23位。

試合は、イタリア、オーストリアがそれぞれ攻撃を繰り返し、一進一退の展開。

65分、右サイドからのセンタリング、アラバが頭で折り返し、最後はアルナウトビッチがゴールラインギリギリから頭で合わせてゴールと思われたが、これはVARでオフサイドの判定。

その後も両者譲らず、試合は今大会初の延長戦へ。

95分、右サイドでフリーになったキエーザが、最後はDFをかわして左足でゴールを決めて、遂にイタリアが先制した。

105分、イタリアはさらにペッシーナがゴール前の混戦から最後は左足で決めて、2-0。

しかしオーストリアは諦めない。114分にカライジッチが右サイドからの低いコーナーキックに、体を投げ出し頭で合わせて1点を返した。

イタリアは、これが12試合ぶりの失点となった。試合はそのままタイムアップ。

イタリアは、グループステージのような戦いがなかなかできずに、危ういシーンも何度か迎えたが、延長戦の末に粘るオーストリアを振り切って、何とかベスト8を決めた。

しかし、グループステージでは見えなかった様々な課題が明らかになり、これからも厳しい戦いが予想される。

オーストリアは、この大会の開幕前の評判はそれほどでもなかったが、始まってみれば個々のプレーヤーの質の高さ、戦術の見事さを世界に見せつけた。

3回目の出場で初めてのベスト16へ進出を果たし、成功した大会だったと言えるだろう。


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