ベスト16の戦いを振り返る①

ベスト16の8試合を振り返ってみよう。まずは前半の4試合。

ウェールズ 0 - 4 デンマーク。

デンマークは、大会初戦でのエリクソンのアクシデントで、フィンランドに0-1と敗れてのスタートだったが、その後チーム全体が結束して、最終戦のロシアに4-1と大勝。

この試合でも4ゴールをあげてウェールズを圧倒した。この後も、その勢いは止まらなそうな勢いだ。


イタリア 2 - 1 オーストリア。

グループ・ステージでは3連勝だったイタリアだが、スピードあるオーストリアに苦戦し、90分では0-0で延長戦へ突入。

イタリアは95分にキエーザが、105分にペッシーナがそれぞれゴール決め、その後のオーストリアの反撃を1ゴールに抑えて、何とかベスト8に進出した。

グループ・ステージでは全ての試合をローマで戦えたが、この日の試合はロンドン。しかも12試合振りの失点。イタリアにとって厳しい試合となった。


オランダ 0 - 2 チェコ。

ベスト16の最初のサプライズとなった試合。グループ・ステージで3連勝、8得点2失点という素晴らしい成績を残したオランダが、チェコにまさかの敗戦。

チェコはFWシックが圧倒的な存在感で、この試合でもシックを倒したデ・リフトが退場となりオランダのゲーム・プランが崩れてしまった。さらにダメ押しの2点目のゴールを決めている。

チーム全体でも、派手さはないが堅い守りと素早い攻守の切り替えで、FIFAランキングが40位ということを全く感じさせなかった。

オランダは、とにかくデ・リフトの退場が大きかった。


ベルギー 1 - 0 ポルトガル。

ベスト16の試合の中でも屈指の好ゲーム。前回優勝国のポルトガルと、FIFAランキング1位のベルギーの対戦。

グループ・ステージで7ゴールをあげたベルギーの攻撃陣も、ポルトガルの堅いディフェンスには苦しめられた。

42分のトルガン・アザールのゴールで先制したが、その後はポルトガルが猛攻。

クルトワを中心としてベルギーのディフェンス陣が、ロナウドを中心としたポルトガルの攻撃を抑えて、何とか1-0のまま逃げ切った。

この試合では、華麗な攻撃のベルギーではなく、堅いディフェンスのベルギーがクローズアップされた。


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