ベスト16:フランス 3 - 3 (4 - 5) スイス
ベスト16の3日目のもう一つの試合は、フランスとスイス。
フランスは、死のグループと言われるグループFを首位突破。初戦のドイツ戦には1-0と勝利したが、次のハンガリー戦では1-1の引き分け、最後のポルトガル戦でも2-2で引き分けて、直前のワールドカップ王者としては物足りない内容だった。
一方のスイスは、グループAで戦い、初戦のウェールズ戦には1-1と引き分けたが、次のイタリア戦で0-3と敗れ、最後のトルコ戦に3-1と勝利し、得失点差でウェールズに次ぐ3位になった。
フランスはFIFAランキングで2位、スイスは13位。
フランスが優位に試合を進めると思われたが、スイスがスピードある攻撃でフランスを苦しめて、ほぼ互角の展開に。
そして15分、左からのセンタリングにセフェロビッチが頭で合わせて、スイスが先制した。
52分、ツバーが2番に倒されてVARでPKの判定。リカルド・ロドリゲスのPKは、GKロリスが止めてスイスは追加点ならず。
57分、エムベパのラウトパスにベンゼマが合わせてフランスが同点。
その直後の59分、エムベパ、グリーズマンとわたり、GKのクリアゴールを再びベンゼマが合わせて逆転に成功した。
スイスは、PKの失敗直後の立て続けの失点に、ショックを隠しきれない様子。
さらに75分、ポグバがゴール正面からミドルシュートを右上隅に決めて、フランスがダメ押しの3点目。
誰もがフランスの勝利を予想したが、スイスのプレーヤーとサポーターは、勝利を諦めていなかった。
81分、セフェロビッチが右サイドからのセンタリングにヘディング・ゴール。スイスが1点差に詰め寄った。
さらに終了間際の90分。中盤でジャカからパスをガブラノビッチが、そのまま持ち込んで土壇場で同点ゴール。
この大会3度目の延長戦に入ったが、両者とも譲らす、決着がつかずに今大会初めてとなるPK戦へ。
スイスの5人目まで全てのプレーヤーが決めて、最後、フランスのエムバペのキックがスイスのGKゾマーに止められて、スイスがベスト8への進出を決めた。
フランスは、グループステージで明らかになった課題を解決できずに、無念のベスト16での敗退となった。
若きフランスのエースと言われた、エムベパがPKを失敗したということが、この大会のフランスを象徴しているように見えた。
一方のスイスは、優勝候補の一つフランスを下す大金星をあげた。
前回大会ではベスト16で敗れたが、今回はベスト8へ進んだ。着実に実力をあげている。ジャカ、シャキリ、エムボロ、セフェロビッチらのスピードある攻撃陣は魅力的だ。
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