ベスト16:オランダ 0 - 2 チェコ

ベスト16の戦い。2日目の最初の試合は、オランダとチェコの対戦。

オランダはグループCを1位、チェコはグループDを3位で突破した。

オランダは、前回大会そして直前のワールドカップ共に予選で敗れている。かつてのオランダを知るサッカー・ファンからすると、信じられないような長期の不振状態に陥っていた。

この大会では、グループステージでオーストラリア、ウクライナ、北マケドニアという難しい相手に3連勝と、復活に向けて大きな手応えを掴んでいる。

一方のチェコは、グループステージの初戦、スコットランド戦には2-0と快勝したが、続くクロアチアとは1-1で引き分け、最後のイングランド戦で0-1と敗れて、グループ3位となったが、何とかベスト16に進むことができた。

チェコのこれまでの総得点は3点だが、その全てを長身のFWシックがあげている。彼の出来がチェコの生命線になっている。

チェコは過去のユーロでは優勝、準優勝の経験があり、その他にベスト4にも3回もなっている。大会との相性の良さが、この試合にどのように影響するだろうか。

前半の立ち上がり、オランダが積極的に攻撃を仕掛けるが、チェコのディフェンスも堅い。その後はチェコも反撃し、両者譲らず、前半は0-0のまま終了。

52分、チェコのFWシックを、オランドのDFデ・リフトが手で倒してしまいレッドカードで退場。一人少ない苦しい展開になった。

そして68分、チェコに右サイドからのコーナーキックのチャンス。カラスが頭で折り返し、最後はホレシュがやはり頭で決めて、チェコが先制した。

さらに80分、チェコのGKからのキックをホレシュがゴール前まで持ち込み、最後はシックがゴール左隅に決めた。シックはこれでこの大会4ゴール目。

オランダは猛攻を仕掛けるが、最後までチェコのゴールを割ることができずに、試合はそのままタイムアップ。

オランダのデ・リフトの退場までは両者ともほぼ互角の戦い。退場後は、じわじわとチェコがオランダを追い詰めていった。

シックはこの試合でも4点目のゴールを決めて、チェコのエースとしての存在感を見せつけた。

チェコは次のベスト8の戦いでは、デンマークと対戦する。両チームとも、バランスの取れた質の高いプレーをするチームで、好ゲームが期待できる。

オランダは、グループステージでの調子がよかっただけにまさかの敗退だろう。やはりデ・リフトの退場が大きかった。

オランダの復活への道は、まだまだ遠そうだ。


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