準決勝:イングランド 2 - 1 デンマーク
準決勝のもう一つの対戦は、イングランドとデンマークの戦い。
奇しくも準決勝の2試合は、イタリア対スペインの南ヨーロッパ対決と、イングランドとデンマークの北ヨーロッパ対決となった。
イングランドは、これまでドイツに2-0、ウクライナに4-0と危なげない試合をしてきた。グルプ・ステージではわずか2得点だったが、この2試合で6ゴールをあげている。失点はまだ0のまま。
一方のデンマークは、ウェールズに4-0、チェコに2-1。こちらも2試合で6得点と攻撃陣が好調だ。
イングランドは4-3-3というフォーメーション。トップにはトーナメントに入ってから絶好調のケイン。左サイドのショーの活躍にも期待が集まる。
デンマークは、3-4-3というシステム。すっかり、このフォーメーションが定着してきて。トップにはこちらも好調のドルベア。左MFのメーレのプレーにも注目したい。
前半30分。ゴール左正面からのフリーキックのチャンス。デムスゴーの右足のキックがゴール右隅に決まって、デンマークが先制した。イングランドは、この大会での初失点。
39分、右サイドでケインからサカへのパス。サカからスターリングへのセンタリングを防ごうとしたケアがオンゴール。イングランドが同点に追いついた。
後半、次第にイングランドがボールを支配するようになっていった。デンマークも次々に5人の選手を交代したが、曲面は変えられず、デンマークのゴール前で試合は展開されたが、何とか守り切って試合は延長戦に。
104分、スターリングがPE内でメーレに倒されてイングランドにPKのチャンス。リプレーを見るとスターリングのフライングのように見えたが、VARでも判定は覆らず。
ケインのPKは一度はシュマイケルに防がれたが、そのリバウンドをケインが落ち着いて決めて、遂にイングランドが勝ち越しに成功した。
その後、デンマークも反撃するが、イングランドのゴールは遠かった。試合は、そのままタイムアップ。
イングランドは、10回目の出場にして、初めて決勝戦に駒を進めた。決勝戦の相手はイタリア。会場はこの試合と同じくウェンブリー・スタジアムだが、この試合以上に厳しい戦いになるのは、間違いないだろう。
敗れたデンマークは、初戦のエリクセンのアクシデントから素早く立ち直り、準決勝まで勝ち進んだ。大会を通じて、賞賛に値する素晴らしいチームだった。
しかしこの試合では、これまで無失点だったイングランドの守備からゴールを奪い、先制しながらもすぐに追いつかれて、後半の途中からは完全にイングランドにゲームを支配されて、苦しい試合運びを余儀なくされた。
メーレのPE内でのスターリングに対する判定には不可解な点もあったが、試合内容では、明らかにイングランドが優っていたと言っていいだろう。
コメント
コメントを投稿