準決勝:イタリア 1 - 1 (4 - 2) スペイン
準決勝の初戦は、1968年大会以来の優勝を目指すイタリアと、2012年大会以来となる4度目の優勝を目指すスペインの戦い。
イタリアは、準々決勝で優勝候補のベルギーを2-1で下して準決勝に進んだ。
攻撃的でありながら、伝統の守備も硬く、ここまで5戦全勝、11得点2失点と抜群の安定感を見せている。
一方のスペインは、今大会は安定せずに、よくぞこの準決勝まで勝ち残ったな、という印象。
準々決勝のスイス戦も、後半途中から1人多い有利な展開になりながら、勝ちきれずにPK戦でようやくこの試合に進んだ。
グループ・ステージでは1勝2分と苦戦したが、何とか2位でベスト16に進んだ。12得点5失点。守備に不安があるが、5点を取った試合が2試合あり、得点力が頼りのチーム。
イタリアは、4-3-3というシステム。ベルギー戦で負傷したスピナッツォーラに変わって、エメルソンが左サイドバックとして出場。
スペインも4-3-3というシステムだが、初めてFWのモラタが外れて、フェラン・トーレスがスタメンで起用された。
前半は、スペインが前かがりにボールを試合して、イタリアはカウンター攻撃を狙うという展開。しかし、スペインもイタリアの堅い守りを崩せずに0-0で終了。
60分。イタリアのカウンター攻撃から、最後はキエーザが右足でゴール右隅に決めてイタリアが先制した。
80分、後半から途中交代のモラタが中央を抜け出して、ダニ・オルモとのワンツーで抜け出してゴール。スペインが同点に追いついた。
試合はそのまま延長戦に。スペインは、これで3試合連続の延長戦。
しかし、延長戦でも両者譲らず、試合の決着は延長戦へ。スペインは2試合連続のPK戦。
コイントスの場面では、ベテランのキエッリーニがジョルディ・アルバにちょっかいを出していた。お互いのキーパー、シモンとドンナルンマがハグでお互いの健闘を祈り合う。どちらも印象的なシーンだった。
PK戦は、スペインの4人目のモラタが外し、イタリア5人目のジョルジーニョが落ち着いて、ゆるいシュートをゴール右に決めてイタリアが4-2で決勝へ駒を進めた。
しかし、イタリアは予想以上の苦戦だった。試合開始早々から、スペインにゲームを支配されて、攻撃の目は、ことごとくブスケツに潰された。
それでも、後半のキエーザのゴールで先制すると、得意のディフェンスで守り切るかと思われたが、モラタに鮮やかなゴールを許し、そのままPK戦に持ち込まれてしまった。
やはり、左サイドのスピナッツォーラの不在が大きかったのか?決勝戦での戦い方に注目が集まる。
一方のスペインは、この試合は、この大会での最高の出来だった。しかし、終始試合を優位に進めながら、ついにイタリアをリードすることはできなかった。
ベスト16で姿を消した前回大会に比べれば、ルイス・エンリケ監督の元で、結果を残した大会と言っていいだろう。
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