決勝:イタリア 1 - 1 (3 - 2) イングランド
いよいよ、決勝戦。決勝戦は、イタリアとイングランドの対戦となった。
イタリアは、EUROは7大会連続10回目の出場。今回、優勝すると、1968年大会以来、53年ぶり2回目の栄冠となる。
そのイタリアは、グループAを3勝0敗で1位で突破。その後、オーストリア、ベルギー、スペインを破ってここまで勝ち進んできた。総得点12、失点は3。
マンチーニ監督の新しい攻撃的なサッカーは、ここまで見事に機能している。しかし準決勝のスペイン戦では想定外の苦戦で、息切れして来ているのでは、とも見えなくはない。
一方のイングランドは、3大会連続の10回目の出場で、この試合で勝利を収めれば初優勝となる。
イングランドは、グループDを2勝1分で1位で突破。その後は、ドイツ、ウクライナ、デンマークを下して決勝に進んだ。総得点は10、失点はわずか1。
グループ・ステージでは得点力がなかったが、トーナメントに入ってからは攻撃力が爆発。しかし、こちらも準決勝のデンマーク戦では、堅い守りのデンマーク・ディフェンスの攻略に苦戦した。
イタリアは、4-3-3というフォーメーション。トップ3は、インモービレ、インシーニエ、キエーザ。
一方のイングランドは、3-4-3というフォーメーション。トップは、ケイン、スターリング、マウントの3人。
試合開始早々の2分。カウンター攻撃からケインが右サイドにパス。センタリングのボールをショーが左足で決めて、イングランドがあっさりと先制した。
イングランドは、この1点でやや安心したのか、次第に攻撃が控え目に。とりわけ後半以降は守備を固めて、カウンター狙いのような戦い方になった。
そんな中、67分にイタリアのチャンス。右からのコーナーキックからの混戦の中、最後は中央に飛び込んだボヌッチが決めて、遂にイタリアが同点に追いついた。
その後は、同点に追いついたイタリアがやや優勢のまま、90分では決着がつかずに、勝負の行方は延長戦に。
地元のウェンブリー・スタジアムで、初めての優勝を狙いたいイングランドは、延長戦後半に入って積極的に攻撃を仕掛けるが、決勝ゴールが決められず、PK戦に突入した。
PK戦は、イングランドの5人目までに2-3だったが、最後の19歳のサカがイタリアのGKドンナルンマに止められて、イタリアが1968年大会以来となる53年ぶりの2回目となる優勝を飾った。
イタリアは、試合開始早々に失点して、その後はイングランドの堅い守りをなかなか崩せずにいたが、同点に追いついてからは、優勢に試合を進めた。
延長後半のイングランドの猛攻を凌ぎきり、PK戦ではドンアルンマが2人のPKを止めて、大会MVPにも選ばれた。
準決勝のスペイン戦に続きPK戦での勝利。運がいいとも言えるが、その栄冠にはやや疑問符が残る。
イングランドは、開始早々の先制点が早すぎたのか、その後は、その1点をとにかく守りたいという気持ちが強くなってしまったようだ。
後半途中にイタリアに先制点を許してからは、とりわけイタリアに押し込まれて、延長戦後半になってようやく勝負を決めようと前がかりになったが、アクセルを入れるのが少し遅すぎた印象は拭えない。
PK戦でも、シュートを止められた2人は、サカが19歳、サンチョが21歳。初優勝がかかったPK戦のキッカーとしては若すぎたとも思われ、サウスゲートの選択にも批判が向けられるべきだろう。
コメント
コメントを投稿