グループA:トルコ 0 - 3 イタリア

2018年ワールドカップへの出場を逃して王国復活に賭けるイタリアと、2008年大会でベスト4まで進んだ快進撃の再現を目指すトルコとの戦い。

新型コロナ対策のため、トルコからイタリアへの入国は禁止されている。トルコ・サポーターは主にイタリアやヨーロッパの国々から訪れたおよそ3,000人。

入場制限が設けられて、およそ16,000人のスタジオ・オリンピコの観客のほとんどはイタリア・サポーター。

国歌斉唱の場面では、新型コロナによる数多くの死者への思い、そして長期間強いられたロックダウンのストレスを晴らすような、地鳴りのようなイタリア国家がスタジアムに響き渡った。

試合は全体を通して、イタリアがボールを支配し、トルコは時折ボールを奪ってカウンターを仕掛ける、といった展開。 

マンチーニ監督はカテナチオからの脱却を目指し、ハイプレスやボール保持率の高いサッカーを目指しているが、この試合はその通りの戦い方だった。

逆に、トルコの方が、しっかり守ってカウンター、というかつてのイタリアのようなプレーをしていた。

後半8分、右サイドからのベラルディのセンタリングがトルコのDFデミラルの体に当たってしまいオウンゴール。イタリアが先制。

後半21分、インモービレがゴール前でGKのクリアボールを決めて2点目。

さらに後半34分にも、インシーニが左サイドから右足で決めて0-3と、試合を決めた。

イタリアは、大会前は不安視する声もあったが、難しい相手との初戦で快勝。王国復活に向けて最高のスタートになった。

次のスイス戦は、イタリアが本当に復活したのかどうかの大きな試金石となる。

一方のトルコは、所々では素晴らしいプレーを見せることもあったが、内容的にはイタリアに完敗。厳しいスタートになった。


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