ベスト16:ウェールズ 0 - 4 デンマーク

いよいよ、ベスト16の戦いが始まった。

3戦の結果で争うグループ・ステージと違い、負けたらそこで終わりのノックアウト方式。試合の緊張感はこれまでの戦い以上に高まる。

初戦は、グループA2位のウェールズと、グループB2位のデンマークの戦い。

ウェールズはFIFAランキングでは17位、デンマークは10位。

ウェールズは、グループステージでは初戦のスイス戦は1-1で引き分け、トルコに2-0で勝利し、イタリアには0-1で敗れて、1勝1分1敗、勝点4という成績。おそらく想定通りだったろう。

一方のデンマークは初戦で主力のエリクソンのアクシデントがありフィンランドに0-1で敗れ、続くベルギーにも1-2で敗れて赤信号が灯った。

それでも最終戦で、ホームの大声援を受けてロシアに4-1と大勝して、何とか2位になることができた。

グループステージで対照的な戦いをしてきた両チームだが、それがこの試合にどのように影響するのだろうか。

先制したのは、デンマークだった。

27分、デンマークのサイドからのロング・パス。最後はドルベアがゴール左前からミドルシュートをゴール右隅に決めて、デンマークが先制。

48分、デンマークのカウンター攻撃。ウェールズのクリア・ボールがドルベアの前に転がり、またもドルベアがゴールを決めて、デンマークが追加点。

ウェールズは、ベイルを中心に果敢に攻撃を仕掛けるが、なかなかデンマークのゴールを割ることができない。

そして88分、デンマークは右サイドでフリーになっていたメーレにパスが渡り、ダメ押しのゴール。

ロスタイムにも、ブライトワイトがゴールを決めて、デンマークが4-0でタイムアップ。

デンマークはこれで2004年大会以来のベスト8に駒を進めた。勿論、ピッチ上でプレーをする選手たちのプレーが成し遂げたものだが、誰もが不在のエリクセンのことを考えるに違いない。

グループステージ最後のロシア戦に続く4得点。デンマークの攻撃陣が覚醒してしまったようだ。この後も、かなり上位にまで行きそうな雰囲気を感じる。

一方のウェールズは、前回大会のベスト4には届かなかったが、2大会連続でベスト16への進出は見事。ヨーロッパの強豪というイメージが定着したのではないか。


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